STAFF

社員紹介

後藤 琢眞TAKUMA GOTO

ディレクター
2016年4月入社

―スポーツの“現場”で盛り上がりを間近に感じられる―

 大学時代、映像関連のゼミに所属し、映像を作る楽しさに気付いたことがテレビ業界を志望したきっかけです。また、小さい頃からサッカーをやっていて、ワールドカップやオリンピックに携わる事の出来る番組をやってみたい!という気持ちがあったため、入社後は日本テレビのスポーツ番組の配属となりました。
この仕事の1番の魅力は、スポーツの“現場”で盛り上がりを間近に感じられること、それを視聴者に伝えることができることだと思います。現在は日本テレビの「news zero」と「Going!Sports&News」のスポーツコーナーで働いています。2023年でこの業界で働いて7年目。様々なスポーツの現場に行って取材し、その様子を編集しVTRにしたり、尺の関係でOAに入り切らないものは、ネット記事としても出稿しています。

―“現場の熱”を伝えるべく日々奔走―

2022年カタールで開催されたサッカーW杯では日本代表が、強豪国ドイツとスペインに勝利したのは、みなさんの記憶にも新しいと思います。光栄なことに、少数精鋭のカタール取材班として現地に行かせてもらいました。これが初めての海外出張。さらに人数も少ないので、撮影のディレクションから荷物持ちまでなんでもやりました。自身もサッカーの経験がありW杯を現場で感じられる、伝えることができるのは、とても楽しみにしていました。が、現場は甘いものではありませんでした。見知らぬ地で、なにもわからない中、本社から様々な撮影依頼が届き、正直言って日々パンクしていました。それでも、日本の歴史的勝利を届けるべく、“現場の熱”を伝えるべく日々奔走。「撮影→素材伝送→放送」を繰り返していました。その日のニュース放送が終わると、本社の担当者からフィードバックが来るのですが、「めっちゃおもしろかった。汗かいているのがわかった」「撮影うまいね」など、褒めてもらう事で乗り越えられました。結果は残念ながら初のベスト8進出とはなりませんでしたが、歴史的な瞬間に立ち会えました。敗戦翌日に選手にインタビューする機会があったのですが、そこでは涙を流す選手の姿も。およそ20日間、カタールの地で日本代表を追いかけていたこともあって、自分も涙がこぼれそうになりました。これがこの仕事の特権かなと思っています。

―40日の長期間取材―

2023年9月にフランスで開幕したラグビーW杯も現地取材させていただきました。サッカーとは違い、倍の「40日」という長い期間。ただ今回焦りはありませんでした。カタール取材を乗り切った自負があったので、最後までやり切ることができました。結果は残念に終わりましたが、日本代表は新たな歴史を作ってくれたと思います。
真剣勝負を繰り広げる選手たちを取材することで、私もそれを間近に感じることができるし、さらにそれをたくさんの人に伝えることができる。こんな楽しい仕事はなかなか他にないと思います。

後藤 琢眞 TAKUMA GOTO

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